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わかってる

空身（からみ）になることだ。
ただ受け入れて、そのときにそうすべきだと思うことをするだけ。
それはビジネスだけでなく人生にも影響を及ぼすはずだ。
正解はもうわかっている。悩んでいるわけではない。
それはあるべき形に収まる。
ただ少し恐れていただけだ。
一度すべてを捨ててもう一度すべてをありのまま容れることを。
ものすごい自由の中に放り出されることを。
何の支点も目印もなく自分だけが自分の道しるべとなることを。
すべての道が見えてしまうことを。
歪みや先入観をなくして見ることですべてがあるべき輪の中に廻りはじめ、はじまる。
そのとき個となり孤となることを私は受け入れる。

もしかして、それを他人にも説明できるだろうか。

台風のせい、というわけではなく

「私」がいいひとである「必要」は必ずしもないのかもしれない。

できるだけかたちよくいた方が迷惑がかからず、「私」は迷惑をかけたくないというだけのことだ。
逆に「必要」であれば、いいひとであることをいつ止めてもいい。
「他人」（あるいは神？）には、いいひとである「それ」が「私」でなければならない、と私を説得できないだろう。私自身が説得しなければ。

で、何が必要？　何が必要でない？　それを決めるのも自分。

諦めてはいけないともどこかで思うが、「全部私が悪いっていうことにしろそれがいいもうめんどくさいからそうしよーよそうしてよ」と言いたい自分も常に存在している。

だからそんな念みたいなもの、空気中にちりぢりに放って微塵にしてしまえ。
考えるんじゃない感じればいい。そして行動するのだ。できるだけかたちよく。
そうだ、迷惑をかけたくないからじゃない。そのほうが気持ちがよいからだ。

ひとの幸せが自分の幸せ（ひとの痛みが自分の痛み）なんていうのも傲慢な話で、ただ少しずつ幸せ（痛み）を積み重ねるときにそれを少しだけでも共有できることがある、ということではないか（花鳥風月を愛でるときのように）。
それで必要にして十分。神の視座を持つには私はあまりにも小さい（まったくちっちぇーよ）が、そんな瞬間にその業をうかがい知ることはできるであろう。

インファナル・アフェアII 無間序曲

やっと見に行けた『インファナル・アフェアII』。Sさん遅くなってしまってごめんなさい。
すばらしい映画でした。

選んで巻き込まれて、なぜそうなってしまうかはわからないけれど、いつの間にか遠くへみんな運ばれていってしまう。

「やるなら徹底的に」

そう。ここまで運ばれてきてしまったら、そうするしかないのかもしれない。

愛する女が自分のためを思って事を急いたために命を失い、その奔流に乗って尖沙咀のマフィアのボスの座を結局得てしまうサム役のエリック・ツァンが、最後に香港返還祝賀パーティーで見せる演技がすばらしい。
生き続け、勝ち続けるのも苦しい道かもしれない。
思うところがあってもボスとして笑い続ける凄みが、哀しくいとおしい。
真似できるものなら演技でもいいからしてみたいもんだ。

前作の『インファナル・アフェア』はDVDになっている。来年のGWにはIとIIをつなぐ、IIIも日本で公開予定。IIのエンドロールを最後まで席を立たずに見ていたら、予告編が見られる。

西行が気になる

きっかけは、あの有名な歌だった。

ねがはくは花のしたにて春死なむそのきさらぎの望月の頃

自分自身が桜の咲く時季の生まれだし、満月というよりは満月の月の影を深夜に踏んで歩くことが大好きだったから、この歌は昔からとても好きだったのだけれど、中秋の月の話の中で出てきたことで、そういえば、と思い出した。

西行の生涯についてはほとんど知らなかったのだけれど、うまく伝えられない言の葉の綾の切れ端を歌の中に見た気がして、知りたくなった。本を2冊買ってみた。

今読んでいるのは辻邦生の『西行花伝』。はじめの章からやられた。この本の狂言回しを務める藤原秋実が、初めて師、西行に会う場面。

「では、何をしてもよろしいのでしょうか」

「いいでしょう。（中略）あなたも何が正しいかで苦しんでおられる。しかしそんなものは初めからないのです。いや、そんなものは棄てたほうがいいのです。正しいことなんかできないと思ったほうがいいかもしれません。そう思い覚ってこの世を見てごらんなさい。花と風と光と雲があなたを迎えてくれる。（後略）」

私が私であるということと、正しさは、切り離して構わない。というよりも切り離した方がいいのか。
涙が出た。本を読んで泣いたのは久しぶりだ。

白洲正子の『西行』も買ってあって、まったく違う雰囲気なのだけれど、こちらも楽しみ。

頭が痛い

1時過ぎに床に就いて4時頃目が覚めた。まったく眠れなくなったのだが、ここ数日は体力を温存しなければならない。
起きてしまうよりは横になっていた方がマシだろうと無理やり布団にくるまってゴロゴロと悶え、ようやく6時頃にうとうとしたと思ったら、小学生の女の子がナイフや包丁や千枚通しを次々と持ち出してきて私や周りの子を傷つけようとするのでその都度取り上げていくという、誠にどうしようもない夢を見て目が覚めた。
統合しかかるといつも出てきやがる、成長できない子どもの私。
いつも泣いて怖がって独りでいるのだけれど、こういう形で出たのは初めてで驚いた。
自分がこうしてしまうかもしれないという恐れは今となってはないのだけれど、ああいやだ。絶望の端っこが見える。

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ダンナからTBがあったので追記。
しょーもない。そういう夢を見るときはベッドから出てソファで寝ろよ。

Sweet Little Lies

複数形。
ひとつついたら、つき続けなければならない。
積み重ねて、気づいたら全然「Little」じゃなくなってる。

どこかで現実を整理して並べて見せなきゃ、ならないんだけど。

新撰組は録画で見た

ゲームの区切りが悪かったので。
「大河ドラマ見るから8時には落ちる」と言ってあったのだが、ダンナが組んでた別パーティーの方が始まりが遅く、なかなか終われそうもない。彼の使っているモニターにしかTVチューナーはつながっていない。
# ちなみに大河見ると言ったら、「しぶい！」とPTメンに言われてしまった。
# あと、若者のあいだで「プリケツ」はもはや死語らしい。関係ないけど。

で、結論から申し上げると、もうあんまり見たくないなあ……。
有機的に動けなくなって硬直化、というのは図体のでかさに比例する問題ではないわけね。
じっと手を見る。「ごっこ」じゃなかったと思いたいのだけれど、そうなってたかもしれない。
でも、それを見極めるまで待つことは私にはできない。
山南は死体を増やすために死んだわけじゃないんだよ、土方君。

病院のベンチで人生を考えてみよう

昨夜はYちゃんとお寿司の会で匠へ。
とても混んでいるところに長居して、申し訳なかったなあ。
でもあれもこれも食べたかったんです、大将ごめんなさい。

その後は念願のオーパへ。最初はオールドパーをハイボールで。何杯でも飲めそうなのに味わい深い。水のような飲みやすさと酒の味を引き出すということの両方が揃ってるっていうのが難しいんだよね。
次に、酔っ払って味がわからなくなる前に、と思って日本一を取ったカクテルをお願いする。
甘いものが苦手な私が、甘さを楽しめる。これはうまい！
最後にマティーニ。この辺からあやしくなってきたため、退散することに。

まあ、結果として今日、朝から検査通院だったのに、飲みすぎた。
肝臓じゃないし、酒残ってないからもういいや、とか思いながら、クルマで病院へ。

1年前のカルテ見ながら、医者にいろいろ説明されてはじめて、爆弾抱えてたことを思い出す。
つーかそんな大事なことをどうして忘れられるんでしょうか＞ワタクシ。我ながらびっくりした。
そろそろ、もう少しマジメに人生に取り組みます。今さらですが。そのためにいろいろ考えてるんだし。
外側は見ているつもりだけれど、内側も見ないと。バランス。水のようでありながら、味わい深く。

さてと。お会計したら昨日の積み残しを片づけに出かけよう。

連休中日

日曜日。プロマシアの呪縛インストール完了。美容院予約時間が迫っていて、ログインはできず。
ダンナと髪を切りに行く。プール通いも始まるので短めに。なんだか私の嫌いな「あたし」の作家と髪型が似てきたような気がする。雰囲気とか違うはずなんだけど。鬱だ。

その後、新宿伊勢丹へ買い物に行く。火曜に匠に寿司を食いに行くというのに、流れで3丁目の寿司屋へ。秋のものと夏のものを両方食べられる、幸せな時期。明後日のための予習みたいに食った。

地元へ電車で帰って、カラオケ。リズムの取り方でケンカ（苦笑）。
日曜だという感じが薄くて、『新撰組！』を見るのを忘れてしまった。

フィットネスクラブ見学

近所にスポーツクラブができて、事前に予約入会していたのだが、いよいよ中を見学できるということでディズニーランドから帰った後に行ってきた。
2ｍ×5コースの25ｍプールにジャグジーにミストサウナにお風呂にドライサウナに、秋にはエステルームもできるらしくて、いい感じ。新しいし。
マシン類も新しいモノが多くて、少しやらせてもらったけれど、純粋に楽しい。あー、これならからだ動かせますって感じ。意外と機械のカラダだったのね、ワタクシ。。。ふつうに散歩やジョギングやサイクリングすればお金いらないのにね。

ダンナと買い物して帰宅、晩飯、新撰組。
なんかなー。どう終わっていくのかを見なきゃならない、みたいで。
でも見るんだろうなー。どう終わっていくのか、の話だから。見なきゃならないから。